低濃度アトロピン点眼液(リジュセアミニ点眼液)による近視抑制治療を開始いたしました。
近視は眼軸長が伸びることで起こるもので、強度近視になると将来、白内障・緑内障・網膜剥離等、目の病気を起こしやすくなるので近視抑制治療が行われています。
眼軸長が伸びるリスクの一番は遺伝的なもので、完全に一定の伸びを止めることができません。さらに、30センチより近づいてものを見ることも眼軸長が伸びるもう一つのリスクとして考えられています。
低濃度アトロピン点眼液は、近見作業による眼軸長の伸びを抑制できるという研究結果から導かれた治療法です。近視抑制治療は他にも特殊なコンタクトレンズ(オルソケラトロジ-・遠近両用レンズ)レッドライト治療法があり、複数の治療を併用した方がより近視の抑制効果が大きいという研究結果があります。
眼軸長が伸びるリスクの一番は遺伝的なもので、完全に一定の伸びを止めることができません。さらに、30センチより近づいてものを見ることも眼軸長が伸びるもう一つのリスクとして考えられています。
低濃度アトロピン点眼液は、近見作業による眼軸長の伸びを抑制できるという研究結果から導かれた治療法です。近視抑制治療は他にも特殊なコンタクトレンズ(オルソケラトロジ-・遠近両用レンズ)レッドライト治療法があり、複数の治療を併用した方がより近視の抑制効果が大きいという研究結果があります。
既に海外で低濃度アトロピン点眼治療は行われていましたが、安全性・有効性の観点から国内未承認でした。参天製薬がこの度研究開発した低濃度アトロピン点眼液(リジュセアミニ点眼液)が今春(2025年春)、日本では初めて承認されました。
リジュセアミニ点眼液を用いた治療は近視の進行を抑えることを目的としており、完全に近視の進行を止めることはできません。また、視力を回復させるものではありません。近視の程度に応じて眼鏡等での視力矯正が別途必要になります。
リジュセアミニ点眼液を用いた治療は近視の進行を抑えることを目的としており、完全に近視の進行を止めることはできません。また、視力を回復させるものではありません。近視の程度に応じて眼鏡等での視力矯正が別途必要になります。
当院ではリジュセアミニ点眼液を採用し治療を開始しています。
15歳くらいまで眠前に1日1回の点眼治療を継続しながら、1年に1回の眼軸長測定と、3ヶ月毎の診察(視力検査、眼底検査)で点眼の効果を評価します。
点眼治療は中断するとリバウンドにより近視が進行しやすくなることがあるので継続点眼治療をお勧めしています。
アトロピン点眼の副作用としては羞明(まぶしい)が一番多く現れます。また、アレルギー反応を起こして目が充血して腫れたり、目やにが出たりする他、アトロピン中毒では顔が赤くなる、発熱、口が渇く、脈が速くなる、気分が悪くなって吐く、便秘などの症状が現れます。これらの症状が現れると治療継続は困難になります。
近視抑制治療は複数の治療を併用した方がより近視の抑制効果が大きいという研究結果がありますが、当院ではリジュセアミニ点眼液治療のみとなります。
15歳くらいまで眠前に1日1回の点眼治療を継続しながら、1年に1回の眼軸長測定と、3ヶ月毎の診察(視力検査、眼底検査)で点眼の効果を評価します。
点眼治療は中断するとリバウンドにより近視が進行しやすくなることがあるので継続点眼治療をお勧めしています。
アトロピン点眼の副作用としては羞明(まぶしい)が一番多く現れます。また、アレルギー反応を起こして目が充血して腫れたり、目やにが出たりする他、アトロピン中毒では顔が赤くなる、発熱、口が渇く、脈が速くなる、気分が悪くなって吐く、便秘などの症状が現れます。これらの症状が現れると治療継続は困難になります。
近視抑制治療は複数の治療を併用した方がより近視の抑制効果が大きいという研究結果がありますが、当院ではリジュセアミニ点眼液治療のみとなります。
治療費は自費診療となり、医療費控除の対象にもなりません。
眼軸長測定を含めて検査費用は初回7,780円、点眼薬の副作用が出てないか調べるため1度だけ1ヶ月後に受診していただき検査費用2,570円、その後は3ヶ月毎の検査となり検査費用2,570円がかかります。そして、1年に1度、眼軸長を測定し検査費用5,460円なります。
このほか別途低濃度アトロピン点眼液(リジュセアミニ点眼液)1ヶ月あたり4,400円(税込み)が必要になります。1度購入したリジュセアミニ点眼液の返品はお断りしています。
また、点眼治療中は学校健診後の視力検査やコンタクトレンズ検査は健康保険が使えず全て自費扱いになります。
眼軸長測定を含めて検査費用は初回7,780円、点眼薬の副作用が出てないか調べるため1度だけ1ヶ月後に受診していただき検査費用2,570円、その後は3ヶ月毎の検査となり検査費用2,570円がかかります。そして、1年に1度、眼軸長を測定し検査費用5,460円なります。
このほか別途低濃度アトロピン点眼液(リジュセアミニ点眼液)1ヶ月あたり4,400円(税込み)が必要になります。1度購入したリジュセアミニ点眼液の返品はお断りしています。
また、点眼治療中は学校健診後の視力検査やコンタクトレンズ検査は健康保険が使えず全て自費扱いになります。
治療にご興味のある方、治療を希望なさる方はご来院いただければ詳しく説明させていただきます。